最近は広告出稿する媒体としてTwitter広告やInstagram広告を採用しようと計画する企業が増加しているようです。
しかし、いざ広告出稿しようと思っても、どちらの媒体を使えばいいのかわからない……といったいう声もよく聞きます。
そこで今回は、Twitter広告とInstagram広告の違いについて解説し、結局どちらがオススメなの?といった疑問にもお答えしていきます。
目次
【結論】Twitter広告もInstagram広告もハマるときはハマる
結論から言えば、どちらも「ハマるとき」は「めちゃくちゃにハマる」のがこうしたSNS広告の特性です。
例えば、今までリスティング広告で全くといっていいほど成果が出てこなかった商材でも、出稿媒体をTwitter広告に切り替えた瞬間に爆発的な成果を上げることも決して珍しくはありません。
Instagram広告についても「映える」広告出稿を行ったことで、いわゆる町工場さんで驚異的なROAS(広告費対売上の比率)を叩き出した事例もあります。
つまり、広告出稿するターゲット層や商材によって、どの出稿媒体を選択するべきかは変わってくるのです。そしてこれらSNS広告のポイントは「通常のリスティング広告でリーチしづらい層にリーチ出来る可能性がある」ということと「拡散力があり、広告そのものがネットミームになることもある」という点です。
こうした特性を上手に利用することで、より効果的な広告出稿が可能になります。
そして、その上で「この広告は絶対にうちの商品に合う!」という広告を見つけ出すことができれば、その広告は間違いなく最強の武器になります。
Twitter広告の特徴
まずはTwitter広告の概要から見ていきましょう。
概要としてはツイート型の広告という特徴があり、いわゆるインフィードに近いものがあります。
ユーザーの興味関心に合わせてターゲティングされた広告が表示されるのがまず一番の特色で、さらに拡散力が高いのが特徴です。
広告フォーマットは「画像」「テキスト」「動画」の大きく3種類があります。
Twitter広告の「拡散力」
そして、重要なのがTwitter広告は「実はリプライもリツイートも可能」という点です。つまり広告として「プロモーション」という文言はどうしても付きますが、面白い広告であればそこからユーザーがリツイートしたりリプライを送ったりすることもあります。
つまり、ユーザーが広告を自分の手で拡散してくれる可能性もあるのです。
ちなみにTwitter広告は表示回数・クリックごとなど、一般的な広告と同じような課金形態ですが、ユーザーがリプライしたりRTしたことで拡散した分については広告料金がかかりません。
いわゆる「万バズ」が狙えれば、反応はどうあれ広告費にレバレッジを最大限にかけるようなイメージで出稿することが可能です。
Twitter広告が適している商材は?
基本的にはリード系広告(登録を促すもの)や無料の商材、あるいは生活の質を上げてくれるようなサブスクサービス系の商材などが向いています。
一方で、化粧品や健康食品、アパレルや不動産など「高い系」はあまり相性が良くないケースの方が多く、最悪は炎上するので、基本的にはリスト取り程度にとどめた方が無難です。
また、最近では「ゲーム」などのエンタメ性の高い商材も出稿されていますが、こちらは安定して数字が取れる傾向にあります。
Instagram広告の特徴
次にInstagram広告について見ていきましょう。
こちらはFacebook広告と同様に、写真・動画投稿型の広告です。
特徴としては、やはり「画像・動画の美しさ」を全面に押し出した広告出稿が可能な点です。インフルエンサーマーケティングやインフォグラフィックを使用した広告出稿であれば、ある程度の成果が期待できます。
インスタ広告の「高額商材も行ける力」
Instagram広告は美容、車、旅行、グルメ、ファッション、フード、スイーツ、ドリンク等々、とにかくなんでも行ける特徴があります。
もともとInstagramが高級感のある「憧れの的」となるような画像・動画投稿が受け入れられる文化風土があるため、こうした画像・動画で美しさや高級感を押し出せるようなものになると、ユーザーも購買の方向に気持ちが傾きやすくなります。
また、Instagram広告であれば、フォロワー数の少ないアカウントであっても広告出稿で強制的に狙った客層のフィードへ広告を表示できるため、強力な訴求力を期待できるのも特徴です。
Instagram広告が適している商材は?
ずばりBtoCであれば高価格帯商材、BtoBであればSaaS(Software as a Service)のような単価の高い商材が向いているでしょう。
ただし、Instagram広告はあくまでも「美しい」写真を撮ってシェアしてもらうことがメインのプラットフォームなので、必ずしも高額な商品である必要はなく、むしろ「安いけどインフルエンサーが使いそうな」商品の方がウケが良い場合もあります。
どちらを選ぶかは商材との相性による?
最後に、Instagram広告とTwitter広告のどちらを選ぶかという点についても触れておきましょう。
正直なところ、ポテンシャル・単価の面だけで言えば、どちらを選んでも大きな差はありません。
というのも、どちらも基本的にはユーザーの母数が多く、年代層も令和現在では相当幅広くなってきていますので、特にそこまで心配はいりません。
もちろん、Instagram広告であれば、若年層へのアプローチがしやすいというメリットがありますし、Twitter広告なら幅広い年齢層にリーチが出来るという強みはありますが、それでも以前ほど厳密には「このプラットフォームはXX年代層が居ない」といったことはありません。
ただし商材との相性によってCTR、CVR、CPAなどの各種数値は大幅に変動しますので、ここは商材特性やビジネスモデルから最適な出稿媒体を選択してください。
まとめ
今回は「【Twitter/Instagram】広告でオススメなのはどっち?プロの判定を解説」と題してお送りしました。
結論としては、どちらも「ハマるとき」は「めちゃくちゃにハマる」のがこうしたSNS広告の特性です。ハマりにハマった場合、ROAS速報値で600~2000%近い数字が出るケースもあるのがSNSの爆発力です。(ROAS2000%は広告畑の方ならおわかりの通り、とんでもない数値です。当社で確認している限り、最高値がおおよそこのくらいの数値となります)
とはいえ商材特性にマッチした広告媒体と広告展開をしていくことが何よりも重要ですから、広告=SNSだ!と考えるのではなく、まずはプロに相談しつつどういった広告が自社商材に合うのかをしっかり検証していくのが大切です。
当社は広告の内製化を目指す企業さまに対して伴走型のインハウス支援をさせていただいておりますので、「こんな商材があるんだけど、どんな風に運用したらいい?」というご相談も承っております。
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