忙しい現代社会を生きていく中で、健康な生活を送ることは、QOLをあげるためにも大変重要なことです。そのような背景からか、24時間365日利用できるパーソナルジムが増えてきています。
しかし、パーソナルジムの経営者の中には、集客に頭を悩ませている人も多いと思われます。
そこで本記事では、まず、パーソナルジムの集客方法としてとても有効な広告について、その選択肢を示していきます。
また、パーソナルジムの集客に成功するための広告のポイントや注意点についても説明していきます。
パーソナルジムの集客のための適切な広告に悩む方はぜひご覧ください。
目次
パーソナルジムの集客方法9選
最近、日本では全国的にトレーニングブームが起きていると言っても過言ではなくパーソナルジムが増えてきていますが、集客に頭を悩ませている経営者も多いのではないでしょうか。
そこで、ここではまず、パーソナルジムのWeb広告掲載など、おすすめの集客方法をまとめてご紹介します。また、それぞれの方法の特徴やメリット、デメリットも挙げていきます。
自社ホームページ
おすすめな集客方法の1つは、パーソナルジムの自社ホームページを持つ方法です。ホームページを持つことで、お客様がジムを見つけやすくなり、サービスに関する情報を得ることができます。
自社サイトを持つメリットとしては、コンテンツやデザインをコントロールできること、ユーザーの行動を把握できることなどが挙げられます。
自社サイトを持つことのデメリットは、作成と維持に時間と労力がかかること、ウェブデザインに精通した人が必要であることです。
リスティング広告
リスティングサイトにパーソナルジムの広告を掲載するのもおすすめの方法です。パーソナルジムを積極的に探しているお客様にリーチできる効果的な方法です。
リスティング広告の利点としては、比較的安価であることと、特定の地域をターゲットにできることが挙げられます。
特に、Google mapとの連動により、Google map上に広告が掲載されるケースもあるため、競合店よりも一歩リードしてお客さまにアプローチができます。
リスティング広告のデメリットは、継続的に新しい広告を掲載したり、他に広告を出しているパーソナルジムと競合していることです。
SNSでの集客
ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を利用して、パーソナルジムの集客を行うことも可能です。パーソナルジムを積極的に探していない潜在顧客にリーチする有効な方法です。
SNSを利用した集客のメリットとしては、比較的簡単に作成・維持ができること、特定のグループをターゲットにできることなどが挙げられます。
デメリットとしては、作成・維持に手間がかかることや、ソーシャルメディアに精通した人材が必要などが挙げられます。
SNS広告
SNS広告は、FacebookやInstagramなどの人気のあるソーシャルメディアを使って広告を配信する方法です。
ターゲットとなる顧客に直接広告を表示することで、パーソナルジムの予約や体験申し込みの応募を効果的に増やせます。
さらに、SNS広告はアクセス解析が可能であるため、広告効果をリアルタイムで把握し、必要に応じて改善しやすいのも特徴です。
ここまで読んで、先述の「SNSでの集客」と何が違うのか?と思われる方もいるでしょう。
若干ややこしい話になりますが、厳密にはSNS集客は運用と広告に分類されます。広告では費用がかかってくるため、「より効果的に集客するためにはどうすればいいのか」という視点が重要です。
メルマガやDMを配信する
メールマガジンやダイレクトメールは、既存の顧客や見込み客に直接情報を届ける手法で、新規開店やキャンペーンの告知、特典の提供などに活用することができます。
高品質なコンテンツや魅力的な特典を提供することで、既存の顧客のリピートを促すだけでなく、新規の顧客を獲得することも可能になります。
ローカル検索広告(GoogleMap)
ローカル検索広告は、具体的な地域や地点を指定して広告を配信する方法です。
GoogleMapなどの地図アプリに広告を表示することで、ジムの位置情報と共にサービス情報を提供することができます。
これは、地元の人々に対してパーソナルジムの存在を知らせる上で有効な手段です。
ポータルサイトへの広告
美容やジムなどの特化したポータルサイトに広告を掲載することも有効な集客方法です。
このようなサイトには、その分野に関心のある見込み客が訪れやすいため、より効果的な広告配信が可能となります。
地域情報サイトへの広告
地域情報サイトへの広告は、地元の人々にパーソナルジムの存在やサービスを知らせる方法です。
特に、地元のイベント情報やローカルニュースなどを扱っているサイトでは、地元住民の目に触れやすくなります。
交通インフラへの広告
駅構内や路線バス内など、交通インフラに広告を掲示することも効果的な集客方法です。
通勤や通学で該当の交通機関を利用する地元の人々に、ジムの存在やサービスを直接アピールできる点がメリットと言えるでしょう、
異なる複数の広告媒体を組み合わせる「メディアミックス」を活用すれば、より効果的な広告展開が可能となります。
パーソナルジムでの集客を成功させるためのポイント
パーソナルトレーナーがいるパーソナルジムへの集客を成功させるには、広告出稿の考え方や技術の他、いくつか押さえておきたいポイントがあります。
ここではそんなポイントを具体的にご紹介していきます。
広告出稿に関して考えるのはもちろんのこと、並行してこういったポイントも押さえるようにしておきましょう。
ジムへ集客したいターゲットを明確にする
パーソナルジムへの集客を成功させるための第一歩は、集客したいターゲットを明確にすることです。
そうすることで、自社のサービスに興味を持ってくれる可能性が高い人に向けて、広告やマーケティング活動を行うことができます。
自社の強みを明確にする
自分のジムにどんな人を集めたいかを考えるのと同時に、自社の強みを明確にすることも重要です。
自社のジムの特徴は何なのか?他のジムでは提供できないものは何か?これらを明確にすることで、効果的なマーケティング戦略を立てることができます。
競合の調査を実施する
マーケティング活動を開始する前に、競合他社の調査を行うことが重要です。
競合他社は何をやっていて、それがうまくいっているのか?もっとうまくやれることはないか?
これらをリサーチしておけば、競合他社に差をつける効果的なマーケティング戦略を立てることができます。
親しみやすいトレーナーの自己紹介を記載する
ジムの集客で重要なのは、お客さまを歓迎し、何度も通いたくなるような心地よさや通いやすさを感じてもらうことです。
そのための1つの方法は、広告にフレンドリーなトレーナーの自己紹介を含めることです。
これにより、潜在顧客はあなたのジムがフレンドリーで歓迎される場所であることを知ることができるのです。
お客様の声をできるだけ掲載する
お客様の声は、マーケティングにおいて証拠という性質を持ちます。ジムの発信する強みが本当なのか、自分の他の顧客が満足しているのか、という点は顧客がジムの選定をする上で、非常に重要な要素になります。既存の顧客にも手伝ってもらいながら、お客様の声を充実させていきましょう。
キャンペーン期間に合わせて広告出稿を増やす
パーソナルジムの集客を成功させるために非常に重要なのが、キャンペーン期間に合わせた広告出稿です。
新年や夏前など、ダイエットを始めようとする人が増えるタイミングは、広告出稿を増やす絶好のチャンスとなるでしょう。これにより、一度の広告出稿で多くの見込み客にアピールでき、結果的に集客効果を高めることができます。
ただし「キャンペーン期間に広告出稿を増やす」ことが、必ずしも「広告出稿の予算を増やす」ことを意味するわけではありません。
「広告出稿を増やす」は、個々の広告の出稿頻度を増やすことで、キャンペーン期間中により多くの人に広告を見せるという意味になります。
キャンペーン期間に合わせて広告出稿を増やせば、見込み客の注目を集めやすくなるでしょう。
パーソナルジムで集客を行う際の注意点
パーソナルジムで集客を行う際に注意しておきたいポイントをご紹介していきます。
日本国内のパーソナルジム業界はまだまだ新しい業界ということもあり、未だにグレーゾーンギリギリ、もしくはギリギリアウトの状態で集客を行ってしまっているパーソナルジムも存在します。
また以下のようなポイントを守っていない場合は、広告出稿が取り消しになってしまったり、最悪の場合、行政指導を受ける可能性等もあるため、十分にご注意ください。
それでは注意しておくべきポイントを解説していきます。
闇雲な広告出稿
パーソナルジムの集客では、過度に派手な広告を避けることが重要です。そのような広告は、誤解を招くとみなされ、当局から行政指導を受ける可能性があるからです。
一般的には、広告はわかりやすく、簡潔で、正確であることを確認することが鉄則です。広告が過度に派手かどうかわからない場合は、プロに一度ご相談されることをおすすめします。
景品表示法を遵守する
パーソナルジムの集客では、広告が景品表示法に適合しているかどうかを確認することが大切です。この法律は、事業者が自社の製品やサービスに関して誤解を招くような表現をすることを禁止しています。
あなたが顧客を誤解させる意図がなかったとしても、顧客があなたの不実表示の結果として損害を被った場合、この法律の下で責任を負う可能性があり、注意が必要です。
パーソナルジムで気をつけるべき広告表示まとめ
広告を出稿するにあたり、気をつけなければならない点は数多くありますが、ここでは特に重要と思われる「優良誤認表示」と「有利誤認表示」について解説します。
優良誤認表示
優良誤認表示とは、商品やサービスの品質を、実際よりも優れていると偽って宣伝したり、競争業者が販売する商品やサービスよりも、特に優れている点があるわけではないのに、あたかも優れているかのように偽って宣伝する行為のことです。
パーソナルジムの広告であれば、例えば、「日本一効果的にシェイプアップできるトレーニングマシンを完備」といった文言は、明確な証拠やデータがあるならばともかくも、実際には実証の難しいような内容でもあり、優良誤認表示に引っかかる可能性が高いといえます。
有利誤認表示
有利誤認表示とは、具体的には、商品やサービスの取引条件について、実際よりも有利であると偽って宣伝したり、競争業者が販売する商品やサービスよりも特に安いわけでもないのに、あたかも著しく安いかのように偽って、誤認を誘うような宣伝をする行為のことです。
パーソナルジムの広告であれば、例えば、「日本で一番最安値の利用料金!」といった文言は、本当に日本中のジムの利用料金を調査した結果ならばともかく、確認の難しい内容であり、有利誤認表示に引っかかる可能性が高いといえます。
パーソナルジムの集客・広告に関するよくあるQ&A
続いては、パーソナルジムの集客や広告に関する疑問に答えます。
パーソナルジムオーナーの方々や、これから開業を考えている方々が感じる不明点や悩みを解決するためのヒントとなれば幸いです。
Q. パーソナルジムの広告は薬機法も適用されますか?
A.パーソナルジムの広告には「薬機法」は適用されません。
薬機法は商品や医薬品などに関する広告に適用される法律ですので、それらを利用しないパーソナルジムの広告には影響しません。
しかし、パーソナルジムでは「景品表示法」に注意しなければなりません。
不当な表示を行ってしまうと、消費者庁から是正命令や措置命令を受ける可能性も出てきます。また、違反が確定した場合には事業者名が公表されることもあるため。取り組みには十分な配慮が必要となります。
Q. パーソナルジムの広告制作は自力でできますか?プロに頼むべきですか?
A.パーソナルジムの広告制作については、自力で行うことも可能ですが、プロに頼むのも一つの選択肢です。
広告の制作や運用には専門的な知識が必要となるため、自信がない場合や時間がない場合などは、プロの力を借りると良いでしょう。
Q. プロに広告運用を依頼するメリットはありますか?
A.広告運用をプロに依頼するメリットはいくつかあります。
その一つは、高度な専門知識を活かして、より効果的な広告運用を行ってくれることです。また、広告の運用には絶えずチェックや調整が必要であり、自分で行うと大変な作業量となる部分もプロに委ねることでその負担を軽減できます。
プロは最新の広告手法やトレンドを把握しており、より効果的な広告運用が可能となるでしょう。
Q. 法令違反の広告を出してしまうと罰則はありますか?
A.法令違反の広告を出してしまった場合、重大な罰則が課せられる可能性があります。
悪気がなくとも、無知は罪となりうるのです。
具体的には、景品表示法違反の広告を出してしまえば、消費者庁や都道府県から措置命令が出され、事業者名が公表されることになります。
これは事業者の信頼に大きな影響を与えますので、広告を出稿する際は、必ず法令遵守に注意してください。
まとめ
本記事では、まず、パーソナルジムの集客方法としてとても有効な広告について、その選択肢を示してきました。また、パーソナルジムの集客に成功するための広告のポイントや注意点についても説明しました。
広告出稿は、パーソナルジムの集客に大変有効ですが、広告については難しい点も多々あります。
パーソナルジムの集客のための広告出稿を考えているパーソナルジムの経営者は、ぜひ一度プロへのご相談をご検討ください。
弊社では伴走型のインハウス支援により、 「広告担当者の育成」を承っております。
・広告運用の品質はプロ水準
・実際に運用するのは貴社(貴院)広告担当者
・広告代理店への外注・委託と異なり、ノウハウやテクニックは自社(自院)に残る
といった特長があります。
さらに弊社は「薬事法管理者在籍のインターネット広告代理店」です。
よって薬機法・医療広告ガイドライン等の各種関連法規についても対応が可能となっており、さらに
・YMAA(薬機法、医療広告ガイドラインの知識を習得した広告取扱担当者)
・KTAA(景品表示法・特定商取引法の知識を習得した広告取扱者)
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